コラム

組織全体の課題解決力の向上のために、本質的な「win-winを構築する」2018年03月29日

皆さんこんにちは専務理事の秋田英幸です。

入学シーズンになりました。

うちには小学生の子どもがいますが、その教育に悩んでいます。いろいろと調べると、小野原に箕面こどもの森学園というのがあることを知り、見学に行ってきました。見学して、この学校の教育理念に共感を覚えたのですが、肝心の子どもの同意が取れず結果的には断念ました。

入学は断念したものの、見学させていただく中で、ビジネスにも活かせそうな興味深いエピソードがありました。

この学校では困ったことがあればミーティングで話し合われるそうです。あるとき、玄関の掃除はいつするのかという議論の際に、多くの生徒が金曜日と言う中、ある生徒だけは月曜日と言って譲らず、意見が分かれました。一般的には多数決の原理で金曜日に決定しそうなものですが、この学校では、皆が納得するまで話し合いを続けるそうです。さて、金曜日か月曜日かどちらになったのかですが、この学校では話し合った結果、この子だけが月曜日に掃除をし、他の生徒は金曜日にするということになったそうです。

小学生のやり取りではありますが、この話には多くの教訓を含んでいると感じました。

「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版社)には、「win-winを構築する」というものがあります。これはビジネス界では「両者が得をする」という意味で活用されておりますが、本来の意味は、双方が納得をする第3案を、知恵を出して考えるという意味であり、こどもの森学園では子どもたちが創造性を発揮し、win-winを作り上げたと言えます。

説明だけ聞けば、win-winを簡単に構築できそうな気がしますが、実際にはこの過程において、自分自身が主体性を発揮することや、理解されようとする前に相手を理解することなど、プロセスに多くのポイントがあります。

会議などで意見が分かれた際には、どちらの意見を選択するかではなく、全く別の第3案を皆で検討するというプロセスが、組織全体の課題解決力の向上にもつながります。

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