コラム

L’Arc〜en〜Cielに学ぶ「あるべき姿」とそれに近づく方法2019年05月18日

中小企業相談所の藤本です。

趣味は音楽鑑賞とギターです。音楽はなんでも好きです。特にロックが好きです。と、いうことで、ここでは、オススメのロックを紹介していこうと思います。ついでに、一応、経営の話も絡めていきます(笑)

記念すべき第二部初回はGLAY(グレイ)の紹介でした。じゃあ二回目は?え?そんなのわかってるよって?そうですよね、当然ですよね。GLAYとくれば、お次は「L’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)」です。

L’Arc〜en〜Ciel(以下ラルク)は91年に結成された4人組のロックバンドです。インディーズ時代は、大阪のライブハウス「難波ロケッツ」をホームグラウンドに、地道な活動でファンの地盤を固めた後、「Blurry Eyes」でメジャーに本格参入。その後の活躍は、ご存じのとおり。今も活動を続けています。

わたしが中学生当時、ラルクの人気はGLAYに劣らず、すさまじいものでした。特に、ファンを狂気させたのは、98年に「HONEY」「花葬」「浸食」の3作を同時にシングルとしてリリースした事件です。バンド活動で一生に一度生まれるかどうかという名曲を同時に3つ創ってしまうなんて、ビートルズばりのクリエイティビティー!・・・と、思ってたら、お次は「arc」「ray」という神アルバムを二枚同時に発表してくれました。あれは衝撃だった。本当に・・・

さて、そんな彼らの音楽の特徴は、メンバーの全てが作曲できること、また、洋楽の影響を強く受けていることです。そのため、曲が多彩で、ゴリゴリのハードロックからハワイアンまで、なんでも楽しめます。そしてなんといってもkenさんの弾くギターがめちゃくちゃかっこいいんですよねコレが!

当時のギター少年藤本も、kenさんに憧れて、よく練習したもんです。が、まあ彼のギターはめちゃくちゃ難しく、何か月たっても弾けるようにならない、なんてことは普通でした・・・でも、それでもせっせと練習していました。(青春ですねえ)

そんな当時のわたしのギターの練習方法ですが、もちろん先生なんておらず「まずは曲を聴いて、メロディーを覚えて、それから「TAB譜」というギターの譜面で弾き方を覚えて、練習する。そして、曲に合わせて弾けそうになったら今度は曲(CDやライブビデオ)に合わせて弾いてみる」-という完全我流のものでしたが、今、振り返ってみれば、最後の「曲に合わせて弾いてみる」というのは良い練習方法だったと思います。

自分のギター演奏の「あるべき姿」はkenさんのギタープレイなわけで、「こんな風に曲中で弾きたい!」というイメージは、明確にあるわけです。

ところがいざ弾いてみると、全然、自分のイメージ通り弾けないんですよね・・・

この「あるべき姿」と「できない現状」をどうやったら埋めることができるのか「考えて→練習して」を繰り返しました。そうすることで、少しずつ少しずつ、自分の理想のイメージに近づいていく・・・という工程は、とても楽しかったことを覚えています。

で、この繰り返しの中で、いろんな発見があるんです。

例えば、「自分は何度やってもこの速弾きができない。っていうか練習が苦痛だ。どうも自分には速弾きの才能はないんじゃないか」とか、「みんなが難しいって言ってるこのカッティング(和音をジャカジャカ鳴らすこと)はなぜか自分にはすんなり弾ける。それに弾いていて楽しい。もしかしたら自分はリズムギターが得意なのかもしれない」
みたいな感じです。

そうやって練習を続けていくと「うーん・・・何度やっても弾けないこの部分は、こうやって自分の得意なテクニックを駆使して弾けば、自分のイメージに近く弾ける」と自分流にごまかしがアレンジができるようになってきます。

そうやって、イメージする「あるべき姿」に近づいてきて、自分の得意なスタイルがわかってくることで、より一層ギターが楽しくなってくるんですよね。

さて、経営においても、この「あるべき姿」というワードはとても重要です。と、いうか一番重要といってもいいでしょう。

「自分のお店はこんな風にしたい」と明確な「あるべき姿」のイメージを持つ。

「けれど今のお店の状態は~だ」という現状を正確に把握する。

「では、どうすれば、近づけるのか」と、必死に考えること、行動すること、これらを繰り返すこと。

この一連の行為こそが、経営戦略の推進に他なりません。

そして、その戦略の根幹にくるのはいつも、「自分はどうありたいのか」という「あるべき姿」のイメージです。「ビジョン」ともいいますが、これがないと前に進みません。

実際、わたしが現場でお会いし、「この人は、すごい」と感じる経営者たちは、みんな、「あるべき姿」が非常にクリアです。

「目の症状で悩んでいる人たちをメガネで治してあげたい。だから、目とメガネの知識は誰にも負けるわけにはいかない」

「自分にも相手にも、商売で絶対にウソをつかない。その先に、最高の塗装職人の姿があると信じている」等々。

そして、同時に、彼らは「あるべき姿」を漠然と持っているだけでなく、「では、そうなるには、どうすればいいのか。何が足りないのか」と常に自問自答を繰り返し、ビジョンに少しでも近づくべく、アクションを起こしています。

「あるべき姿」をクリアにしたい、ラルクについて語り合いたいというお方は藤本まで、お待ちしております。

余談ですが、このコラムを書いてたら、「ray」に収録されている「いばらの涙」という、これぞラルクという名曲を、久しぶりに弾きたくなり、曲に合わせてギターを弾いていたところ、イントロからついていけず、開始10秒でギターを放り投げました。あるべき姿と現状の、あまりの距離の遠さに、絶望した良例ですね。
 

藤本太恒のコラム


 

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