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沖ノ島ウルトラマラソンに学ぶ、人材育成で心掛けるべきたった1つのことと2つの仕組み2018年07月10日

先月、隠岐の島ウルトラマラソンに出走してきた。

「ウルトラマラソン」ってのはフルマラソンよりも長い距離を走るもの。

ゴールは100キロ先にあったんだけど、カサイーは59キロ地点でバスに乗せられてしまった。
残念・・・

絶対に良いから出てみなよと言われて、出走したのだけれど、本当に良かったと思う。

ゴールできなかったのに何が良かったのかというと、隠岐の島の人たちのおもてなし。

おもてなしを受ける中で、あぁこれは人材育成の良い事例だなぁと思ったので紹介するね。


おはようございます、こんにちは、こんばんは、カサイーだよ。


ゴールできなかったのは単純に練習不足。

100キロ自分の足で走るって言葉を見るとやっぱり抵抗がある。

けれど、59キロ走った後に41キロ、フルマラソン分島の人と会えなかったな、もったいないなとカサイーに思わせる島の人たち。

それほど、子供から老人まで島全体の歓迎ムードがあって。

たとえば、郵送される書類に島の人から手書きで激励の手紙が入っている。

誰に届くかは差出人は知らないみたい。差出人に返事すると、レースでゼッケンを見て探してくれたり、名前入りの応援ボードを掲示してくれている。

マーケティングの行動としては100点以上のようなことを島の人たちは当然にやっている。

隠岐の島の人がリピーターを増やせる行動を自然にとれるのはなぜだろう?

おそらく、隠岐の島の人たちはウルトラマラソンで島に来てくれる人たちが好きなんだと思う。

そう、人材育成で心掛けるべきはお客様が好きになる仕組みを作ること。

隠岐の島ウルトラマラソンで奏功している仕組みは「客を選んでいること」が大きい。

ウルトラマラソンに出走する方は、私が知る限り変な人がいない。

いや、100キロも走る変わった人ではあるんだけど、会って嫌な感じを受ける人はほとんどいない。基本いい人。

また、競技として参加している人が少ないからコミュニケーションが増える。

そこでフィードバックとして島全体のおもてなしについて賞賛を受ける。

好意には返報性(お返ししたくなる性質)があるから、島の人たちはもっとおもてなしをしたくなる。

という好循環が生まれているんじゃないかなと思う。

ここから学ぶべきは2つあって。

従業員が好きになれる人がお客さんになるように運営すること。

お客さんから従業員をほめてもらえるような機会を積極的に作り出すこと。

この2つができれば自然とその会社にとって一流の従業員が増えていくはず。

と、ここまで読んでくれたあなたは隠岐の島ウルトラマラソンに興味がわいたのでは?

素晴らしい大会だからぜひ参加してみてね。定員締切も早いから気を付けて。

笠井健一のコラム


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