推理小説に学ぶビジネスのヒント〜場所や時間をシフトする思考〜2017年11月28日
中小企業相談所のカサイです。
最近はあまり読めてないけれど、小説を読むのが好き。
推理小説なども読んだりする。
推理小説の醍醐味は、やっぱり密室殺人。
他の登場人物に「犯行場所」や「犯行時間」を錯覚させる事が多い。
実際に犯行が行われていたのは隣の部屋だったとか、じつは悲鳴が聞こえた時間には生きていたとか。
これをビジネスに応用できないか。
つまり、時間や場所をシフトする。
時間をシフトする思考
まずは、時間をシフトする事例として、服装や音楽の流行の周期があげられる。それらはおよそ20年で繰り返すとされていて、つまりは流行を生み出す10~20歳代にフォーカスして、彼ら彼女らに斬新であれば、可能性があるということ。
「逆に新しい」がキーワードだよ。
場所をシフトする思考
続いては場所をシフトする事例。
あの「翼をさずける」のレッドブル。
ウィキペディアによると、
日本で流行していた”栄養ドリンク”に目をつけ、欧米でも同種のビジネスが成り立つのではと考え、タイの市場でマーケットシェアの低かった「クラティンディーン」という栄養ドリンクの販売権を手に入れ、独自に改良し欧米へ展開。のちの成功は誰もが知るところ。
ちなみにクラティンディーンは「赤いガウル(ウシ亜科の動物)」でレッドブルは名前までそのまんま。
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