平成29年10月度の箕面景況調査2017年12月01日
平成28年4月より箕面市内小規模事業者様を対象に、景況調査を実施いたしております。
日本全体の景気状況
まず11月9日発表の内閣府による景気ウォッチャー調査によりますと日本の平成29年10月の景気は、「着実に持ち直している。先行きについては、人手不足や海外情勢に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」とされており、よくなっているようです。しかしその内容を確認すると、全体としてプラスにはなりましたが、飲食・小売に関しては点数が低くなっています。全国的な天候不順や台風の影響もありますが、企業の景気感は一般家庭に伝わっていないように感じます。箕面市の景気状況
一方で当所職員調査による平成29年10月の箕面の景気の実感は、下記のグラフのようになりました。やはり長期的な天候不順と台風で10月は苦戦された事業者様が多かったようで、去年と変わらない、または去年より悪いという回答を多くお聞きしました。去年の今頃と比べた景気の実感:良い(18%)
駐車場の出口が店の前となり、喫茶店もできたからか、人の流れも出来、店の立寄り客が増えた(小売業)昨年の箕面での新規開業時と比べて、地域への認知度が増してきた印象(建築業)
去年の今頃と比べた景気の実感:変わらず(36%)
最近は、通学歴の長い高校生、大学生の生徒さんが、幼稚園生の指導もしてくれるようになり、代表の作家活動の時間も取れるようになってきた(サービス業)販路開拓に苦戦中。誰に絞って営業を行うのか、もっと絞り込みが必要と感じている。(サービス業)
少しずつ常連客が増えてきている。100円商店街も、ひどい雨の中、足を運んでくれたファンの方々に感謝(飲食業)
急に寒くなって寝具を購入される客が増えた(小売業)
去年の今頃と比べた景気の実感:悪い(46%)
固定客が高齢化しており、来店頻度が下がってきた。ヘアースタイルにこだわらない方は、大衆的な理美容室へ行かれるようになってきた(サービス業)箕面の滝まで上がってくる人は年齢層が高い。若い人たちは箕面ではなく近隣のスポットに流れている。これからの紅葉の季節に期待したい(飲食業)
活路を見出すべく、貴所のセミナー「新事業チャレンジ塾」に参加。良い講義であった(サービス業)
選挙、記録的な長雨・台風等々により来店客はさっぱり。辛抱のしどころ(飲食業)
長雨と台風の影響で客足が遠のいている(小売業)
土日は満席になるが、平日が非常に少ない(飲食業)