コラム

ニルヴァーナの「ネバーマインド」が売れた理由をSWOT分析で考える 〜 後編 〜2018年01月05日

中小企業相談所の藤本です。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
本年度が皆様の経営力向上の年になるよう心より祈っております。

さて、第三回目は、『ニルヴァーナの「ネバーマインド」が売れた理由をSWOT分析で考える』の後編です。

前回のコラムでの問題の答えはわかりましたか?

質問を繰り返しておきますと、

問:アルバム「ネバーマインド」が売れた重要な要素は次の内どれか。SWOTの「S」以外の観点から答えなさい。

①SWOTの「Weaknesses」=ニルヴァーナにとっての「弱み」を克服したから売れた
②SWOTの「Opportunities」=ニルヴァーナにとっての「機会」を掴んだから売れた
③SWOTの「Threats」=ニルヴァーナにとっての「脅威」を克服したから売れた

正解は、②SWOTの「Opportunities」=ニルヴァーナにとっての「機会」を掴んだから売れた、です。

「機会」という意味がとらえにくかったかもしれませんが、SWOTに関しては、「機会」=「チャンス」「追い風」といったニュアンスで解釈してもらえればと思います。

91年当時の音楽シーンは、前編でもお伝えしたとおり、ダンスミュージックの全盛。ロック市場は停滞気味でした。けれども、ロックを愛するリスナーやロック業界関係者は、時代をけん引するロックスターの登場を、今か今かと待ちわびていたのです。

そんな中で、圧倒的なカリスマ性を持ったロックバンド・ニルヴァーナは、みんなが「待ちに待った」存在だったわけです。メディアは彼らを神格化させ、熱狂的ファンが次々と生まれました。

SWOT分析の観点から、この現象を分析してみますと「みんながロックスターを待ちわびる」という時代は、ニルヴァーナにとって、SWOTの「O」=「機会」になります。つまり、「時代をとらえ、その時代に乗った商品を提供する」、ニルヴァーナの「ネバーマインド」は見事なまでに、それを具現化した作品です。

「市場環境(時代)をとらえる」ということは経営者にとって、最も大切なことのひとつです。しかし、ご承知の通り、今、この市場環境の流れがとてつもなく早く、分析することが非常に難しい。だからこそ、市場環境分析のためのコンサルティングツールは日々研究され、新手法が開発され続けています。

ニルヴァーナ、あるいは市場環境の分析手法について語りあいたいお方は、藤本まで。お待ちしております。

ちなみに、ネバーマインドの3トラック目は、「come as you are」という、これまたロック史に名を刻む名曲なのですが、この曲の中で、ヴォーカルのカート・コバーン氏は、悲しそうに何度も繰り返し、歌います。

I swear that I don’t have a gun (神様に誓って 僕は銃なんて持ってない)」と。

しかし、皮肉にも、カート氏は人気絶頂のさなか、銃で自らの命を絶ってしまいます。

わたしは、この曲を涙なしには聴けません。

藤本太恒のコラム


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