コラム

「世界一のギタープレイ」をSWOT分析する~後篇~2018年02月27日

中小企業相談所の藤本です。

いや~、冬季オリンピックの日本選手の活躍、すごかったですね!中でも羽生結弦選手の金メダルは本当に感動しました。

「ゆづる」つながりで恐縮ですが、箕面商工会議所ゆるキャラ「滝ノ道ゆずる」くんも、よろしくお願いいたします!


さて、第4回目『「世界一のギタープレイ」をSWOT分析する』の後半です。

前回のコラムでの問題の答えはわかりましたか?

質問を繰り返しておきますと、

問:ジミヘンのギタープレイが、リスナーの心をつかんだ理由について、SWOTの「S(天賦の才)」以外の観点から答えなさい。

①SWOTの「W」=ジミヘンにとっての「弱み」を「強み」に転じたギタープレイだったから
②SWOTの「O」=ジミヘンにとっての「機会」を最大限に活かしたギタープレイだったから
③SWOTの「T」=ジミヘンにとっての「脅威」を克服したギタープレイだったから

正解は、①SWOTの「W」=ジミヘンにとっての「弱み」を「強み」に転じたギタープレイだったから、です。

この問題を解くヒントは、前半の「彼は、右利き用のギターを逆に持ち、左利きで演奏していました」という部分。

左利きの人が、一般用(右利き)の包丁やハサミを使うのって、かなり不便っていいますよね。

ギターの場合も全く同じです。マニアックな話になりますが、左利きだと、ギター技法の「高音域チョーキング」や「アーミング奏法」が超やりにくい(ハズ)です。

さらに、ギターメーカーは「右利きの人が弾いて最高の音が鳴る」ようにギターを作製しています。よって、一般用ギターを左利きで弾いてしまうと、製作者の全く意図せざる音となってしまうのです。

これらの理由から、「左利き」という要因は、ジミヘンにとって、SWOTの「Weaknesses」=「弱み」であったと考えられます。

ところが。

彼は、左利きだからこそできる、独特の奏法によって、今まで誰も聞いたことの無いようなギターの「鳴り」を生み出し、世界一のギタリストになったのです。

SWOT分析において、「弱み」に対するベーシックなアプローチは「克服」ですが、ジミヘンは、克服どころか、「弱み」を「強みに転換」させてしまっています。驚嘆すべきことです。

でも、ジミヘンとまではいきませんが、このような事例って結構よくあります。

例えば、ある小料理屋の店主がこんなことを思っていたとします。

「俺は無愛想なところが弱みだ。黙って料理してるから、きっと、愛想がないって思われている。克服しないと」

ところがどっこい、実は、そのお店の常連さんたちは、こんなことを思ってたりします。

「旨い一品をクールに黙って料理する大将の背中。その背中を観たくて、今夜も、この店に来てしまった」

自社の弱みについて分析したい方。あるいは、ジミヘンについて語り合いたい方は藤本まで。お待ちしております。

藤本太恒のコラム



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