コラム

平成30年3月度 箕面景況調査2018年05月01日

平成28年4月より 市内小規模事業者様を対象に、景況調査を実施いたしております。

平成30年3月の箕面の景気の実感は、下記のグラフのようになりました。今回は良いと回答される方が多かったです。会議所の支援をもとに事業がよくなっているというコメントを頂き嬉しい限りです。



去年の今頃と比べた景気の実感:良い

業界全体の市場が落ち込む中で、売上が上がっており驚いている。様々な販促活動を通して、当店の商品を本当に必要としている方たちに、店のことを知ってもらったことが、大きな要因だと思う。(小売業)

少しずつ当社の製品が認知されつつある。あと一歩なので引き続き支援をお願いしたい。(製造業)

会議所さんに紹介していただいたスーパーへの催事的出店が大成功!(小売業)

3月は天気が良かったため、来店が多かった。4月以降も調子をキープしたい。(サービス業)

右から左に商品を流すだけでは収益が成り立たない時代なので、自社のブランド力強化が最大の課題。(卸売業)

前回の持続化補助金で実施した販促によって売り上げが向上。今回も会議所さんと一緒に挑戦する予定。(サービス業)

去年の今頃と比べた景気の実感:変わらず

今年に入り売り上げが思うように伸びない。広告宣伝ができていないことが原因だと考えている。(小売業)

近隣に向けたプロモーションを実施していたがあまり効果がない。もともと遠方からの顧客が多く、そちらに注力していく。(サービス業)

消費税増税までは駆け込み需要が見込めるがその後が不安である。(小売業)

去年の今頃と比べた景気の実感:悪い

ホームページの検索順位が下がってきており、問い合わせも減っている。(小売業)

事業計画とは何なのか

さて、今月は小規模事業者持続化補助金の締切が設定されています。前回の景況調査でもお伝えさせていただいたように、やりたくてもやれなかったことに「補助金を出すからやってみなよ」というとても使いやすい補助金です。しかし、そのために事業計画を立てる必要があります。それでは、「事業計画とは何なのか」を今回は説明させていただきます。

事業計画において必要な情報はざっくり分けると、「現状」と「目標」と「取り組み」の3つです。小規模事業者持続化補助金の提出書類もこれらをしっかり書くことを要求されています。

現状

まず「現状」で押さえるべき情報は、「どんな事業者で選ばれるためにどんな工夫をしてきたか」「どんな競合がいて、そことの違いは何か」「お客さんはどんな人でなぜ当店を選んでくれるのか」を把握します。さらにその中で、商品・サービスの売上だけでなく、それぞれの「利益」を把握する必要があります。なぜか。事業者は「利益」で生活しているためです。いわば飯のタネです。飯のタネが商品・サービスごとにどのくらい大きいか把握してみましょう。

目標

次に「目標」を考えます。ここでは具体的に表明することが大事です。『○○を××件販売して、□□円売上げ、△△の利益を得る。』くらい明確にしてください。

取り組み

最後に「取り組み」です。目標にたどり着くためには何をしなければならないか、を考えます。「売上」=「客単価」×「客数」という式をご存知でしょうか。あまりに当たり前ですが、「取り組み」を考えるときには非常に役に立ちます。売上を上げるためには「客単価」か「客数」をあげればよいのです。「客単価」を上げるには、「食器を豪華にして高単価に納得感を出す」とか一例ができます。このように、補助金申請だけでなく、自らの経営の見直しに事業計画はとても役に立ちます。

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