コラム

SWOTの目的と方法を具体的に解説します(中編)2018年05月21日

中小企業相談所の藤本です。
趣味は音楽鑑賞とギターです。音楽はなんでも好きです。特にロックが好きです。さて、本日も前回に引き続いてSWOT分析の具体的手法を学んでいきます。前回は下図の通り、SWOTを思いつくまま挙げてみました。
思いついたものをポンポン入れていくことがコツでした。

次は、ポンポン入れていった一つ一つのワードを、検証していきます。

さて、やってみましょう!!

「強み」を検証

「強み」で最も留意すべきことは、「他者(ライバル)と比べて」という観点です。

と、なると、ひとつめに強みと挙げていた「文章を書くのは嫌いではない」という特性は果たして「強み」になるでしょうか?

答えはNOです。

なぜなら、「経営コラムを書いているライバルたち(経営コンサルタントが主)」は、報告書を書くことを生業としており、「文章を書くのは嫌いじゃない」どころか、その道のプロだからです。よって、(この市場では)藤本の文章力は強みとはなりません。

この考えでいくと、ふたつめの「企業経営理論を体系的に学んでいる」というのも強みとして挙げるのは苦しいところです。そもそも経営コンサルタントたちはみんな経営理論を体系的に学んでいます。(偽物は別ですよ!笑)

三つ目の「音楽(特にロック)について熱く語れる」という特性はどうでしょう??
恐らくそんなライバルはあまりいないと思われます。ただ、これが「経営コラムを書く」うえで、強みと成り得るか謎なので一旦保留です。

「弱み」を検証

「弱み」に対するベストな対応は、ジミヘンの回で習った「転じて強みとする」ことですが、普通はそんなことできません。ベターな対応は「克服」あるいは「一旦放置」です。

ひとつめの「そもそもメインの経営支援の仕事があり、書く時間がない
これについては、ボスに「コラム執筆は、メインの仕事に支障がでない程度でかまわない。締切もノルマも特に課さない」という了承を得ました。克服済です。自分のペースで好きなようにやれるということです。

残りの「飽きっぽい」「熟練のコンサル先生に比べればまだまだの経営知識
これは・・・うーん・・・どうしようもないですね。無念ですが(笑)
た、対応が難しそうな弱みについては放っておくのもひとつの手です。
その分、強みを活かせばいいんです!(苦)

「機会」と「脅威」の検証

この二つにおいて留意すべき点は、「根拠となるデータはあるのか」ということです。
「今、自分が営んでいる商売の流行は、こうなっているように思う」このような主観を入れてしまうことはNGです。国やマーケティングリサーチ会社の統計データ、お客様のアンケート、などを元に「客観的」に情報収集します。

・コラムは、内容よりもその人の個性がでているものが人気傾向
・ありふれたコラムはネット上にあふれており読者は飽きつつある
→コンテンツマーケティングのプロ(本コラムディレクター)の情報【根拠アリ】

・副業ブームなどで商売を勉強したいという人が増加傾向
→某新聞の統計、政府の副業推進、等【根拠アリ】

「経営についての豆知識」的なWebコラムは増え続けている
→実際に藤本が調べてみた。非常に多い【根拠アリ】

・増えていく藤本の仕事・・・
→うーん、わたしの主観ですね・・・いや、データを示せないこともないですが(笑)あとこれって、「弱み」で挙げた「メインの経営支援の仕事があり書く時間がない」とニュアンスがダブっていますし、さらに、この弱みに関しては対応済。これらの理由から、『増えていく藤本の仕事量』は、脅威から省いてしまってもよいと思われます。【根拠が乏しい】

以上の検証をまとめてみると、下図のようになりました。
最初の図からちょっと変化しているのにお気づきでしょうか。

さて、これで前回申し上げたSWOTの目的のひとつめの「『自社の現状』を『4つ』に分けて整理し、把握する」が完了しました。

次はいよいよ、ふたつめ「その現状把握をもとに、未来のための最も良い打ち手」を考えていきます。

さて、やってみましょう!!
と、思ったけど長くなったので今回はここまで。

藤本太恒のコラム


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