コラム

平成30年4月度 箕面景況調査2018年06月12日

平成28年4月より市内小規模事業者様を対象に、景況調査を実施いたしております。

平成30年4月の箕面の景気の実感は、下記のグラフのようになりました。先月に引き続き、景気が悪いとお答えになる事業者様は少なかったように思います。景気は上を向きつつあるのでしょうか。


去年の今頃と比べた景気の実感:良い

4月に入って売上が堅調な半面、取引先からの仕入れが滞っており在庫が枯渇している状況である。(小売業)

相変わらず資金繰りは厳しいが、少しずつ利益が見えてきた。堅実な経営を行っていくのに協力してほしい。(製造業)

SNSでの魅力的な発信に注力し、大手バイヤーや百貨店からの販路を獲得している。(小売業)

創業時は赤字が続いたが、その時の営業活動が実を結び、好調な業績で推移している。(サービス業)

去年の今頃と比べた景気の実感:変わらず

国に頼らない自費サービスを行ってきたから、やっていけてるのだと思う。逆に、国に頼ってきた競合たちは苦しい業況のようだ。(サービス業)

お客様の景気に左右される業態。その点で、景気がよくなっているという話は聞かない。しかし、景気が本当に悪くなると依頼も減るはずだが、忙しくさせていただいているので、今は良くもなく悪くもなくといったところ。(サービス業)

ブログで毎日発信をしており、そこからの問い合わせが増えている。(サービス業)

包材の仕入れ先からの仕入れが滞っており、海外との取引が難航している。(卸売業)

景気動向に左右されにくい定番品の展開を心掛けている。したがって、売上は上がっているが景気が良いというよりは戦略が成功した結果だと考えている。(製造業)

新商品の販路開拓方法に悩んでおり、会議所さんに相談中。(卸売業)

マル経融資に関して

さて、景気が良くなった際に資金が必要になることがあります。商品を仕入れ、販売して、お金を得る。そして得たお金で新しく仕入れることが一般的な商売の流れです。ところが、現金商売をされている方にはなじみがないかもしれませんが、卸売業や建設業など実際に売上が本当に現金として入ってくるまでに時間がかかる業種では、現金が入ってくるまでの仕入用の現金は持ち出しです。ここで、景気が良くなった場合、売上も増えますが、同時に仕入額も増えてしまうため、一時的に持ち出す金額も増えるわけです。ここで持ち出せる現金がないと、せっかくの機会を逃してしまうことになります。

この持ち出す金額が増える見込み分(増加運転資金)は借入で対応することが一般的です。そこで箕面商工会議所では小規模事業者様に向けて、日本政策金融公庫の無担保、無保証、低利子(年利1.11%2018年5月現在)の経営指導つき融資のあっ旋を行っています。融資決定までの金融機関とのやり取りは、箕面商工会議所の職員が行います。

まず、箕面商工会議所の職員が決算書類または確定申告の書類の分析と経営者へのインタビューをもとに、融資調査書を作成します。そして、会議所内部の金融審査会において、経営改善の効果は適切かなどを審査し、推薦が決定すれば続いて日本政策金融公庫の審査へ進みます。この審査を通れば融資決定です。融資を受けるためにはいくつか条件がありますので、詳しくは箕面商工会議所までお問い合わせください。

箕面商工会議所では、マル経融資に関する相談を無料で受け付けております!


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