コラム

事業計画書を書く際のアドバイス 〜競合についての考え方〜2018年08月14日

平成29年度補正予算小規模事業者持続化補助金、今回は採択率が非常に高かったみたい。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。カサイーだよ。

事業計画書を早めに提出いただいた方には、完成度を高めるアドバイスをさせてもらってたんだけど、みなさん採択されて、わたしも嬉しい限り。

せっかくなので事業計画のアドバイスの話をするね。

さて、事業計画書には競合の製品やサービスを書くことになっている。

ここで時々「この事業には競合はおりません。」という話が出てくる。

これは「この事業は一か八かのギャンブルです。」と言っているに等しい。

新しい市場を創ろうとしているから。新しい市場の何が悪いんだ?と思う人がいるかもしれない。

それでは以下の2つの計画はどちらの方が成功する可能性が高いか考えてみて。

①あなたが提供する新しい価値に、今はお金を払う人がいない計画

②別の同じようなことに、今お金をかけている人を連れてくる計画

答えは②。
理由は「①はニーズが存在しない可能性があるから。」

競合するものはないと言うのであれば、以下を少し考えてみよう。

想定するお客さんは今何に使っているお金をこちらに回してくれるんだろう?

その仮想敵が競合他社になるよ。

「今後はその競合ではなくこちらが選ばれます。理由は○○です」とすると「競合がない」よりも説得力が増したでしょう?

優れた事業計画書は、社内の共有に、融資の申し込みに、営業ツールに非常に便利。

補助金申請時のアドバイスなら締め切りまで余裕がある時点で持ってきてね。

事業計画書策定支援に関する相談は箕面商工会議所まで。

笠井健一のコラム


箕面商工会議所へのアクセス

阪急箕面線牧落駅から徒歩12分
箕面市役所から徒歩1分

>アクセスの詳細を見る

箕面まちゼミ

健康診断のご案内

海外へのネット販売「CCI×ZenPlus」

海外へのネット販売「CCI×ZenPlus」

箕面商工会議所の登録専門家のご紹介

箕面商工会議所の登録専門家のご紹介

経営指導員によるコラム

経営指導員によるコラム
セミナー・オンデマンドサービス
ページトップ