コラム

「阪急箕面3駅 はしご酒」のご紹介2018年08月14日

みなさんこんにちは。専務理事の秋田です。

私が箕面商工会議所に来て最初に担当したのが商業活性化事業でした。これは、箕面市を地域やグループごとに分け、それぞれの集合体ごとに事業展開するもので、これまでに地域マップの作成や、イベント出店、情報誌の発行、エコロジー活動など様々なことを実施し、ここから100円商店街まちゼミ(みのおのまち商学校)などの事業に派生していきました。

こうした活動を実施した中で感じたのは、「一つの模範的事業だけをもって商業活性化は難しい」ことや、「商工会議所が主催者になると、事業者の主体性が損なわれる」ということでした。そこで、商工会議所として一定の商業活性化事業は実施するものの、本来望ましいのは地域の事業者が主体的に取り組む活動であるという思いがありました。

はしご酒とは


そうした中、本通り商店街にある「中華屋 KurumA」の山本隆祥さんが、北大阪急行線延伸に伴う中心市街地からの需要流出に危機感を感じ、2年前に有志のメンバーで集まって独自の事業として始めたのが「はしご酒」です。

この事業は、「バル」と呼ばれる商店街活性化事業をモデルにアレンジしたもので、ワンコイン(500円)で、ワンドリンクと一品を提供し、参加者はこれらのお店を飲み歩いてまわります。参加者にとっては気軽にお店に立ち入ることができ、店舗にとっては新規見込み客の獲得につながることから、2017年3月に第1回「はしご酒」を開催して以来、徐々に参加店舗が増え、4回目の開催となる今回は、箕面駅前だけでなく、阪急箕面線の全駅まで拡大して実施することとなりました。


この事業の運営は、参加店舗の勧誘からチラシの作成まですべてを参加店舗の方でされていて、商工会議所は運営アドバイスなどの側面的なサポートに徹しています。あくまでこの事業は気の合う仲間たちが集まって実施する活動という位置づけであり、公的なサービスとは一線を画し、メンバーが主体的に行動することで盛り上がりを見せています。

今回、9月の7日(金)、8日(土)の2日間で開催する予定で、私もお客さんのひとりとして楽しみにしています。

▶はしご酒の詳細はこちら(PDF)

はしご酒を効果的に楽しむためポイント


個人的にはしご酒を効果的に楽しむためポイントを思いつくままに列挙しておきます。

500円玉をたくさん用意する
すべてのメニューが500円均一となっています。また、当日は多くのお客さんが訪れますので、店舗のオペレーションも大変混雑します。多くのお店をスムーズに回るためにも、お店の負担を少しでも少なくするためにも、500円玉をたくさん用意しておきましょう。

事前に行きたいお店をチェックする
「はしご酒」では、それぞれのお店で、商品提供時間を限定しています。行き当たりばったりでは、いざ行ってみると時間外ということも。事前にパンフレットで行きたいお店をチェックしておきましょう。

参加者同士の交流を楽しんでみましょう
私が以前参加したとき、たまたまお店にお客さんが一人だけ(若い男性)でしたので、声をかけてみました。その方は大阪大学の学生で、来月から就職で関東に行かれるそうで、いい思い出になったと言っておられました。日頃接点のない方との交流は刺激にもなります。私の場合はマーケティング調査も兼ねていましたが、こうした参加者同士の交流も「はしご酒」の醍醐味と言えるでしょう。

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