ザ・ベンチャーズに学ぶ「安全性」2018年09月19日
中小企業相談所の藤本です。
趣味は音楽鑑賞とギターです。音楽はなんでも好きです。特にロックが好きです。
と、いうことで、ここでは、オススメのロックを紹介していこうと思います。ついでに、一応、経営の話も絡めていきます(笑)
第8回目にご紹介するオススメロックはザ・ベンチャーズ(以下、ベンチャーズ)です。
彼らの曲は、ロックを知らない人、いや、音楽に興味のない人たちですら、一度は聞いたことがあるはずです。
特に「ダイアモンドヘッド」「パイプライン」あたりは夏になると、テレビや有線でしょっちゅう流れているので、「ベンチャーズ?知らないよ」という方たちも、聴くと、「あ~!!これか~!」ってなるはずです。絶対。
でも、ベンチャーズについては、わたしが語るよりも、わたしの父やその世代の方々に語ってもらったほうが説得力あるでしょうね、これは。(笑)
「モズライト」と呼ばれるイカしたエレキギターを「テケテケテケテケ・・・!!」とかき鳴らすベンチャーズの姿に、60年代当時のキッズたちは湧きあがったといいます。
日本のレジェンドギタリストChar氏もそんな少年の一人だったようで、ベンチャーズについて、「彼らをプロのギタリストとして見ることはできない。僕は、彼らに人生を変えられた信者だから」と熱く語っておられます。
さて、そんな彼らの魅力はいっぱいあるのですが、あえて「ギター弾き」の目線で言わせてもらうと、ベンチャーズには「安全性」がバツグンにあります。
これはですね。ギター弾きあるあるなのですが、例えば来客者がわたしの部屋にギターが置いてあるのを見ると、「弾けるの?なんか弾いてみて」と、ふられることがよくあります。
その際に、自分の中の渾身のギターフレーズを「ふふふ、どうだどうだ」と披露してみても「・・・?」というリアクションが返ってくることが、ままあります。(まあ、わたしの腕という問題もありますが 笑)
ところが!
ベンチャーズの曲を「テケテケテケテケ・・・!!」と一通りやってみると「おお~!すごいね~!」という、とても気持ちのいいリアクションが返ってきます。
なので、「ギター弾いてみて」と言われた時、ベンチャーズを弾いた時に返ってくる安定感のことを、わたしは「ベンチャーズ安全性理論」と勝手に名付けています。本当に、いつもお世話になっております(笑)
経営用語で使われる「安全性」は「企業の支払い能力は大丈夫か」という意味合いで使われます。
例えば、
「10億円の現金をもっている実業家」
と聞かれて、あなたはどう感じますか?
「お~すごいな!お金持ち!!いいな~」
でしょうか?
でも、ちょっと待ってください。
実はその実業家、明日までに8億円を仕入れ業者に支払わないといけなくて、さらに、2億1万円の支払手形を抱えていたとしたら、どうでしょう??
目先のお金、1万円足りていませんよね。「安全性」低いです。
当たり前の話ですが、企業の支払い能力があるかどうかについて考えるとき、資産(持ってるお金やモノ)だけ見ていてはわからず、負債(支払うカケ金や借入金)とのバランスで見る必要があります。
まあでも、経営においては、「安全性が高いほどいい」とは言えなかったりするんですが、それについては、またどこかの機会でお話しできればと思います。
開業も含めた貴社の安全性分析、あるいはベンチャーズについて語り合いたい方は藤本まで。お待ちしています。
ちなみにわたしのベンチャーズの好きな曲は「10番街の殺人」です。エレキの良さの全てが凝縮されている名曲です。
趣味は音楽鑑賞とギターです。音楽はなんでも好きです。特にロックが好きです。
と、いうことで、ここでは、オススメのロックを紹介していこうと思います。ついでに、一応、経営の話も絡めていきます(笑)
第8回目にご紹介するオススメロックはザ・ベンチャーズ(以下、ベンチャーズ)です。
ベンチャーズ安全性理論
ベンチャーズは1959年に結成されたインストゥルメンタル(ボーカルがいない)バンドで、メンバーチェンジを繰り返しながら、今でも活動を続けています(すごい!)。彼らの曲は、ロックを知らない人、いや、音楽に興味のない人たちですら、一度は聞いたことがあるはずです。
特に「ダイアモンドヘッド」「パイプライン」あたりは夏になると、テレビや有線でしょっちゅう流れているので、「ベンチャーズ?知らないよ」という方たちも、聴くと、「あ~!!これか~!」ってなるはずです。絶対。
でも、ベンチャーズについては、わたしが語るよりも、わたしの父やその世代の方々に語ってもらったほうが説得力あるでしょうね、これは。(笑)
「モズライト」と呼ばれるイカしたエレキギターを「テケテケテケテケ・・・!!」とかき鳴らすベンチャーズの姿に、60年代当時のキッズたちは湧きあがったといいます。
日本のレジェンドギタリストChar氏もそんな少年の一人だったようで、ベンチャーズについて、「彼らをプロのギタリストとして見ることはできない。僕は、彼らに人生を変えられた信者だから」と熱く語っておられます。
さて、そんな彼らの魅力はいっぱいあるのですが、あえて「ギター弾き」の目線で言わせてもらうと、ベンチャーズには「安全性」がバツグンにあります。
これはですね。ギター弾きあるあるなのですが、例えば来客者がわたしの部屋にギターが置いてあるのを見ると、「弾けるの?なんか弾いてみて」と、ふられることがよくあります。
その際に、自分の中の渾身のギターフレーズを「ふふふ、どうだどうだ」と披露してみても「・・・?」というリアクションが返ってくることが、ままあります。(まあ、わたしの腕という問題もありますが 笑)
ところが!
ベンチャーズの曲を「テケテケテケテケ・・・!!」と一通りやってみると「おお~!すごいね~!」という、とても気持ちのいいリアクションが返ってきます。
なので、「ギター弾いてみて」と言われた時、ベンチャーズを弾いた時に返ってくる安定感のことを、わたしは「ベンチャーズ安全性理論」と勝手に名付けています。本当に、いつもお世話になっております(笑)
経営における安全性とは
さて、この「安全性」というワード。実は、経営においても、とても大切なワードだったりします。経営用語で使われる「安全性」は「企業の支払い能力は大丈夫か」という意味合いで使われます。
例えば、
「10億円の現金をもっている実業家」
と聞かれて、あなたはどう感じますか?
「お~すごいな!お金持ち!!いいな~」
でしょうか?
でも、ちょっと待ってください。
実はその実業家、明日までに8億円を仕入れ業者に支払わないといけなくて、さらに、2億1万円の支払手形を抱えていたとしたら、どうでしょう??
目先のお金、1万円足りていませんよね。「安全性」低いです。
当たり前の話ですが、企業の支払い能力があるかどうかについて考えるとき、資産(持ってるお金やモノ)だけ見ていてはわからず、負債(支払うカケ金や借入金)とのバランスで見る必要があります。
まあでも、経営においては、「安全性が高いほどいい」とは言えなかったりするんですが、それについては、またどこかの機会でお話しできればと思います。
開業も含めた貴社の安全性分析、あるいはベンチャーズについて語り合いたい方は藤本まで。お待ちしています。
ちなみにわたしのベンチャーズの好きな曲は「10番街の殺人」です。エレキの良さの全てが凝縮されている名曲です。