コラム

広告宣伝において忘れがちだけど大事な2つのこと2018年11月27日

「ニャンまげに飛びつこう!」というフレーズを聞いたことある人は同世代以上。

今回は広告宣伝において忘れがちだけど大事な2つのことというテーマをお届け。

おはようございます、こんにちは、こんばんはカサイーだよ。

冒頭のニャンまげを、まさか知らない人はいないと思うけど、念のため説明すると、日光江戸村というテーマパークのマスコットキャラ。

「ニャンまげに飛びつこう」というテレビコマーシャルにより、多数飛びつかれたため、現在は飛びつき禁止とか。

ここで「日光江戸村へ行こう」ではなく、「ニャンまげに飛びつこう」としたのがうまい。

最初に、CTA(コールトゥアクション)という単語を紹介するね。

日本語でいうと「行動喚起」となるらしいけれど、シーティーエーで大丈夫。

CTAとはインターネットで「今すぐクリック!」とよく見るアレ。

というわけで、一つ目は行動喚起。

広告宣伝において案外、行動喚起をしないケースってよくある。

たとえば、想像してみて。

チラシとか見ててすごく興味深く最後まで読んでしまった。

感想は「良い読み物だった」

意外とこんなチラシ存在する。なんなら連絡先すらなかったりする。

調べてでも来れるか?と試されているのか勘ぐりたくもなるよね。

きっと本文に力を使い果たしたというところだろうけれど。

「今すぐチラシを見たとお電話ください!」

という一文を見て初めて、ようやく「読者」は「電話検討者」に変わる。ここが大事。

忘れがち二つ目は「チラシを見た」という電話からわかること。

そう、二つ目は効果測定。

そのチラシは何件の問い合わせにつながったのか、何個の購買につながったのか。

きっちり費用対効果の検討は行って効果のある広告を出したいところ。

さて、冒頭の「ニャンまげに飛びつこう!」に戻ってみよう。

行動喚起においてはより具体的な方が良くて、この場合「行こう」ではなく「飛びつこう」としているのがCTAとしてとても優秀。

また、一連のプロモーションとして「飛びつく」という結果が見えるようになっているのも非常にうまい。

禁止になるほどの効果があったということだからね。

チラシを作るならチラシを持ってきてもらうといった効果の見える仕組みを設けよう。

さて、箕面商工会議所では無料で経営相談を行っているよ。作成したチラシの添削は箕面商工会議所まで。

笠井健一のコラム


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