コラム

平成30年11月度 箕面景況調査2019年01月01日

平成28年4月より市内小規模事業者様を対象に、景況調査を実施いたしております。

あけましておめでとうございます。担当です。本年もよろしくお願いします。

平成30年11月の箕面の景気の実感は、以下のグラフのようになりました。



悪いとお答えの方に既存客の失客について言及がありましたが、新規客獲得は既存客追加購入に比べ5倍のコストと言われており、筋のよい戦略です。先月お伝えしたキャッシュレス対応も失客防止だけでなく、導入が少ない現状では選ばれる理由にすらなりえます。他のコメントについては下記をご覧下さい。

去年の今頃と比べた景気の実感:良い

外国人の在留資格に関する相談依頼が増加傾向にある(サービス業)

台風の復旧工事が増えている事と通常のリフォーム工事が増えている。下請けの工事も増えている。(建設業)

紹介により顧問先が増加した。(サービス業)

昨年対比では売り上げ増となったが、夏以降の落ち込みが大きかった。(小売業)

景気が良いと感じるほど、受注も増えています。(建設業)

日々の努力が実っています。(サービス業)

順調ではあるが、忙しくなる分、体がきつい。サービス業は、このバランスが難しい。(サービス業)

テレビの取材効果で今月の売り上げは良かった。地震・台風での売上減はカバーできたのではないか。これからは原材料の高騰にどう対応するかが課題。(小売業)

店舗が移転したが、新たな客層が固定客になりつつある。囲い込んでいきたい。(小売業)

去年の今頃と比べた景気の実感:変わらず

いよいよ軽減税率問題に真剣にとりくんでいかなければならないと思っている。(飲食業)

建設現場は好景気と言われているが、全体がそうではないと思う。儲かっている会社、儲かっていない会社、と、二極化している感がある。(建設業)

去年の今頃と比べた景気の実感:悪い

ネット通販がエンドユーザーまで浸透しており、価格が圧倒的に安いネット通販に仕事がとられている状態(サービス業)

新規顧客の獲得が非常に難しく、いかに既存の顧客を失客させないかに注力をしている。(サービス業)

キャッシュレス対応について気を付けておきたいポイント

さて、キャッシュレス対応についてですが、良いことばかりではなく、導入にあたって気を付けるべきポイントがあります。今回の話題は手数料ではありません。さて、なんでしょうか。

クレジットカードもQRコード決済も販売時点からお金が入ってくるまでに、半月からひと月かかります。現金で経営していれば、夜営業のお店は前日のお店の売上を利用して、昼に仕入を行うことが出来ました。しかし、キャッシュレスだと翌月まで入金されないこともあり、翌日昼の仕入は持ち出しとなります。人を雇っていれば当月のお給料も持ち出しです。すると、ひと月分の費用は貯めておく必要があります。これが前にお伝えした運転資金です。「翌月お金が入るのに、今払うお金がない。」黒字倒産という言葉がどのようなものかイメージできたでしょうか。そして必要な運転資金を計算し、資金が不足しないように経営すること、これが資金繰りです。

箕面商工会議所では、資金繰り支援に関する相談も無料で受け付けております!


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