吉田拓郎に学ぶ「手紙」の効果的な活用方法(前編)2019年06月26日
中小企業相談所の藤本です。
趣味は音楽鑑賞とギターです。音楽はなんでも好きです。特にロックが好きです。と、いうことで、ここでは、オススメのロックを紹介していこうと思います。ついでに、一応、経営の話も絡めていきます(笑)
記念すべき第二部の三回目に紹介する方は、吉田拓郎さんです。
「んん??吉田拓郎さんってロックなの??フォークじゃないの??」と思った方もおられるかもしれません。なるほど、たしかに音楽的分類でいうと、そうなるのかもしれません。しかし、いいのです、ロックという定義において「何がロックなのか」というルールはありません!わたしが(あなたが)「これはロックだ!」と思ったら、それはロックなのです!多分!
それに拓郎さんの曲はロック要素をとりいれているものが多いので分類的にも間違っているとはいえないのです!多分!
さて、吉田拓郎さんといえば、井上陽水さんや泉谷しげるさんらと共に70年代のフォーク時代を築き、また、現在においても日本の音楽シーンを引っ張っていってくれているスーパー・シンガーソングライターです。(自分で曲を作って自分で歌いあげる「シンガーソングライター」というスタイルを日本で確立させたのも拓郎さんと言われています)
拓郎さんの曲はどれも心に染み入る名曲ばかりで、有名どころでいうと、「結婚しようよ」「旅の宿」「落陽」「今日までそして明日から」あたりでしょうか。
そんな中で、藤本がマイベストに選ぶ曲は・・・
「加川良(かがわ りょう)の手紙」です!!
この曲は1972年にリリースされた【元気です】というアルバムの3曲目に収録されているのですが、意外と知られていないので、聴いたことが無いという方は、この機会に是非御一聴下さい。
「加川良の手紙」はカントリー風のワルツで、もちろんメロディも抜群にいいのですが、歌詞が最高です。
こんな風にはじまります
・・・いや~素晴らしいですね!!
そう、この曲はタイトルの通り、青年「加川良くん」が彼女につづった手紙を「そのまま」歌詞にしています。
手紙(歌詞)の内容は、彼女が先日のデートに着てきた服の批評(「ホワイト・ジーン」とは、当時流行していた白デニムのことらしい)に始まり、その日彼女と一緒に観た映画や一緒に飲んだ珈琲の感想、加川くんの近況(隣の田中さんにお世話になっていること、テレビを買おうと思っていること)、といったもので、
最後は
で幕を閉じます。
手紙を「そのまま」歌詞にするという発想がまず天才なのですが、わたしはこの曲ができるまでのエピソードも大好きです。
この曲の主人公「加川良」は、実在するミュージシャンで、拓郎さんと加川さんは大の仲良し。そんな中で、こんな伝説的エピソードがあります。
加川さんが、彼女に手紙を頑張って書いたものの、恥ずかしがり屋の加川さんは彼女に送れずにいた。その手紙を見つけた拓郎さんは、手紙をそのまま歌詞にした「加川良の手紙【作詞:加川良 作曲:吉田拓郎】」という曲を作り、アルバムに収録した。かくして、加川さんの手紙は、彼女どころか日本中に読まれてしまう羽目になってしまったとさ。
・・・まあ、フィクションだとは思いますが、このエピソードによって、リアル感が増し、とても身近な曲として感じることができます。
さて、手紙を「そのまま」載せた、という点。これは商売の広告宣伝においても非常に重要なポイントです。
商工会議所での日々の経営相談の中で、事業者様から「お客様からのアンケートが溜まってきたからホームページに載せようと思うんだけど、どんな風に紹介したらいいか」としばしば聞かれます。
そんな時、わたしはいつも「何も加工せずに『そのまま』載せてください」とお答えしています。
そのまま載せるものと加工したものでは説得力が大きく異なるからです。
例えばわたしの経営相談サービスの広告宣伝を例にしてみましょうか。
「90分であなたの経営知識がぐーんとUP!!」
✓創業したばかりで色んなことが不安
✓いまさら聞けない経営知識(決算書の読み方、マーケティング理論など)を学びたい
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中小企業診断士の藤本太恒が講師となって、「いまさら聞けない」基本的な経営学を学んでいく、1対1の完全個別セミナーです。
ご希望の方はお気軽にお問い合せください。
定員:月定員数が埋まり次第締切(完全予約制)
会場:箕面商工会議所(あなたの時間に合わせて開催します)
以下の四つのコースからお選びください。時間はいずれも90分です。
・小規模事業経営概論
・マーケティング
・財務・ファイナンス
・事業計画書(持続化補助金ベース)作成方法
◎受講者の方々の感想
「これからの努力目標も見えてきて勉強になった」
「わたしの分かるレベルから丁寧に説明してくれた」
「個別なので他の方がいたら聞きにくいことも聞けるところがいい」
「藤本さんの人柄が良い」
——————————————————————————–
どうでしょう。「感想」の特に「藤本さんの人柄が良い」って部分、なんか嘘くさくないですか。いや、自分で書いといてなんですが。
ではここに「加川良の手紙」的要素、つまり、「加工せずそのまま」という要素をとり入れてみるとどうなるでしょうか。説得力、少しは変化するでしょうか。
やってみましょう!!
・・・と思ったけど、ページが足りなくなったので、後半のお楽しみにしましょう。
趣味は音楽鑑賞とギターです。音楽はなんでも好きです。特にロックが好きです。と、いうことで、ここでは、オススメのロックを紹介していこうと思います。ついでに、一応、経営の話も絡めていきます(笑)
記念すべき第二部の三回目に紹介する方は、吉田拓郎さんです。
「んん??吉田拓郎さんってロックなの??フォークじゃないの??」と思った方もおられるかもしれません。なるほど、たしかに音楽的分類でいうと、そうなるのかもしれません。しかし、いいのです、ロックという定義において「何がロックなのか」というルールはありません!わたしが(あなたが)「これはロックだ!」と思ったら、それはロックなのです!多分!
それに拓郎さんの曲はロック要素をとりいれているものが多いので分類的にも間違っているとはいえないのです!多分!
さて、吉田拓郎さんといえば、井上陽水さんや泉谷しげるさんらと共に70年代のフォーク時代を築き、また、現在においても日本の音楽シーンを引っ張っていってくれているスーパー・シンガーソングライターです。(自分で曲を作って自分で歌いあげる「シンガーソングライター」というスタイルを日本で確立させたのも拓郎さんと言われています)
拓郎さんの曲はどれも心に染み入る名曲ばかりで、有名どころでいうと、「結婚しようよ」「旅の宿」「落陽」「今日までそして明日から」あたりでしょうか。
そんな中で、藤本がマイベストに選ぶ曲は・・・
「加川良(かがわ りょう)の手紙」です!!
この曲は1972年にリリースされた【元気です】というアルバムの3曲目に収録されているのですが、意外と知られていないので、聴いたことが無いという方は、この機会に是非御一聴下さい。
「加川良の手紙」はカントリー風のワルツで、もちろんメロディも抜群にいいのですが、歌詞が最高です。
こんな風にはじまります
拝啓 僕はとっても残念でした あの日君がホワイト・ジーンでなかった事が
スカートもいいけれど、ホワイト・ジーンなら もっとかっこよかったと思います
・・・いや~素晴らしいですね!!
そう、この曲はタイトルの通り、青年「加川良くん」が彼女につづった手紙を「そのまま」歌詞にしています。
手紙(歌詞)の内容は、彼女が先日のデートに着てきた服の批評(「ホワイト・ジーン」とは、当時流行していた白デニムのことらしい)に始まり、その日彼女と一緒に観た映画や一緒に飲んだ珈琲の感想、加川くんの近況(隣の田中さんにお世話になっていること、テレビを買おうと思っていること)、といったもので、
最後は
紙が残り少なくなりました 田中さんからもよろしくとのことでした ごきげんよう
で幕を閉じます。
手紙を「そのまま」歌詞にするという発想がまず天才なのですが、わたしはこの曲ができるまでのエピソードも大好きです。
この曲の主人公「加川良」は、実在するミュージシャンで、拓郎さんと加川さんは大の仲良し。そんな中で、こんな伝説的エピソードがあります。
加川さんが、彼女に手紙を頑張って書いたものの、恥ずかしがり屋の加川さんは彼女に送れずにいた。その手紙を見つけた拓郎さんは、手紙をそのまま歌詞にした「加川良の手紙【作詞:加川良 作曲:吉田拓郎】」という曲を作り、アルバムに収録した。かくして、加川さんの手紙は、彼女どころか日本中に読まれてしまう羽目になってしまったとさ。
・・・まあ、フィクションだとは思いますが、このエピソードによって、リアル感が増し、とても身近な曲として感じることができます。
さて、手紙を「そのまま」載せた、という点。これは商売の広告宣伝においても非常に重要なポイントです。
商工会議所での日々の経営相談の中で、事業者様から「お客様からのアンケートが溜まってきたからホームページに載せようと思うんだけど、どんな風に紹介したらいいか」としばしば聞かれます。
そんな時、わたしはいつも「何も加工せずに『そのまま』載せてください」とお答えしています。
そのまま載せるものと加工したものでは説得力が大きく異なるからです。
例えばわたしの経営相談サービスの広告宣伝を例にしてみましょうか。
◎藤本経営セミナーの広告宣伝
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中小企業診断士の藤本太恒が講師となって、「いまさら聞けない」基本的な経営学を学んでいく、1対1の完全個別セミナーです。
ご希望の方はお気軽にお問い合せください。
定員:月定員数が埋まり次第締切(完全予約制)
会場:箕面商工会議所(あなたの時間に合わせて開催します)
以下の四つのコースからお選びください。時間はいずれも90分です。
・小規模事業経営概論
・マーケティング
・財務・ファイナンス
・事業計画書(持続化補助金ベース)作成方法
◎受講者の方々の感想
「これからの努力目標も見えてきて勉強になった」
「わたしの分かるレベルから丁寧に説明してくれた」
「個別なので他の方がいたら聞きにくいことも聞けるところがいい」
「藤本さんの人柄が良い」
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どうでしょう。「感想」の
ではここに「加川良の手紙」的要素、つまり、「加工せずそのまま」という要素をとり入れてみるとどうなるでしょうか。説得力、少しは変化するでしょうか。
やってみましょう!!
・・・と思ったけど、ページが足りなくなったので、後半のお楽しみにしましょう。