コラム

補助金を申請する前に知っておくべき教訓2019年09月17日

皆さんこんにちは。専務理事の秋田です。

消費税も10%となり、ますます事業環境は厳しさを増していますが、それを少しでも補完しようと、補助金の相談が増加しています。

商工会議所に相談が寄せられる補助金には、持続化補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金などがありますが、補助額が50万円と少なめの持続化補助金はともかくとして、その他の補助金については、活用された事業所のその後の業績が伸び悩むケースが散見されました。これまでは私の感覚的なイメージだけでしたが、経済産業省から、これを裏付けるショッキングなデータが公表されました。


このグラフは、補助金申請が採択された事業所より、採択されなかった事業所のほうが、その後の売上高伸び率、純利益伸び率ともに高くなっていることを表しており、補助金の活用と業績は逆相関となっていることが分かります。

補助金申請を支援している時から感じていたので、私はこのグラフを見たとき、「やっぱり!」と思いました。補助金の申請書を作成したことがある方なら分かると思いますが、補助金を獲得するために様々な条件があり、それらを満たす必要があります。そのプロセスの中で、いつしか補助金を獲得することが目的となってしまい、当初想定していた事業戦略と方向性がズレてきていることが原因と考えられます。

一方で、申請したが不採択であった場合、それでも必要と思う事業は自腹で実行しますし、補助金の獲得が目的であれば、補助金が獲得できなかったことを理由に実施しないため、結果的に補助金をもらわない方が業績が良くなるといった現象が起きるのです。

ただ、誤解を招かないように補足しておきますと、補助金の活用が悪いという訳ではなく、しっかりと目的をもって活用することが重要であり、補助金をもらうこと自体が目的となってはいけないという教訓をこのグラフは示しているということです。

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