ゆず鍋で学ぶ「PDCAサイクル」(後半)2019年12月20日
さて、後篇です。(前半のコラムはこちらから)
ゆず鍋のさらなる高みを目指して、PDCAサイクルを回した結果、どうなったのか。
こうなりました。
おぉ・・・こ、これは・・・
まず見た目がいい!!人参作戦大成功!!
食してみると・・・
これは旨い!!
箕面ゆずの気品が際立っている!!ゆずが絶妙なバランスで、豚肉のこってり感を包み込んでいる!!
そして日本酒については、弟夫婦からいただいたコチラを。ご協力ありがとうございました。
以上、藤本の華麗なPDCAサイクルによって、(完全な主観ですが)見事、箕面ゆず鍋が改善されました。
・・・
・・・と、いうことです。(何が?)
つ、つまり、「PDCAサイクルって大切ですよ」ということです。
ちょっと経営相談の現場の会話から考えてみましょう。
社長「・・・と、いうわけで、そもそも当社のことを知らない地元の人たちが多いから、もっと広告宣伝しないといけないんです」
藤本「チラシなどでしょうか?」
社長「あ、チラシは意味ないです。以前、結構なチラシを撒いたことがあって、全然効果がなくて・・・だから、うちはチラシ撒いても意味ないんです」
藤本「そうでしたか。ところで、なぜ、チラシの効果がなかったんでしょうか」
社長「えっ」
藤本「えっ」
社長&藤本「・・・・・」
こういうやりとり、ちょいちょいあるのですが、これって、非常にもったいないですよね。PDCAのCAが中途半端になってしまっています。チラシを撒いて効果が薄かったのなら、次は、「チラシという媒体がユーザーに響かなかったのか、あるいは、チラシの内容がユーザーに響かなかったのか」ということを評価しなければならず、前者であればHPやSNSなどに媒体を改善しなければなりませんし、後者であればチラシの内容をユーザーの求めている情報に改善しなければなりません。
ちなみに、この社長の場合は、「D(実行)」まではばっちりやってくれているので、「以前撒いたチラシの効果はなかった」という結果はわかっており、次の手を打てます(すくなくとも私から色々と助言提案はできます)。
この時代、一番だめなのは、「Dをしない(実行しない)」パターンです。
「時間がないから」「お金がかかるから」という理由で「とりあえず何もしない」というのは、結果がでてこないので、データがとれず、次の手の打ちようがありません。
「時間がないから」「お金がかかるから」・・・確かにそうです。おっしゃる通りです。けれど、やり手の社長たちは、そこから「できる限り時間をかけずにやる方法」「できる限りお金をかけずにやる方法」(その方法の提案であれば私も手伝える)を見つけ出し、何が何でも実行します。
また、このコラムの前半に、「とりあえずスライスして、鶏鍋に放り込んでみました。」という箇所がありました。
実は、この「とりあえずやってみる精神」は、PDCAサイクルに、とても重要だったわけです。
ちなみに「P(計画)」はどうでしょうか?
たしかに計画も大事ですが、変化の激しいこの時代は、緻密な計画策定よりも、「実行『しながら』、ユーザーに響く価値を考えること」が大切です。この考え方は「デザイン思考」といったりして、今の経営理論のトレンドでもあります。
「全てを自己責任で意思決定し、実行する」という「D」は社長にしかできませんが、「P」「C」「A」は藤本がなんなりとお手伝いすることができますので、みなさまのご相談をお待ちしております。
そう、藤本太恒はゆず鍋をPDCAできる、中小企業診断士なのですから・・・!(もういいですねこのネタすみません)
あと、このゆず鍋をさらに美味しくするには、どう改善すればいいのか、料理上手な読者さまからのご提案もお待ちしております。
箕面商工会議所
https://www.minohcci.or.jp/
藤本コラム
https://www.minohcci.or.jp/category/藤本太恒のコラム
住所:大阪府箕面市西小路3丁目2番30号
「箕面市役所」から徒歩1分
TEL:072-721-1300
FAX:072-721-1305
E-mail:info@minohcci.or.jp
ゆず鍋のさらなる高みを目指して、PDCAサイクルを回した結果、どうなったのか。
こうなりました。

おぉ・・・こ、これは・・・
まず見た目がいい!!人参作戦大成功!!
食してみると・・・
これは旨い!!
箕面ゆずの気品が際立っている!!ゆずが絶妙なバランスで、豚肉のこってり感を包み込んでいる!!
そして日本酒については、弟夫婦からいただいたコチラを。ご協力ありがとうございました。

以上、藤本の華麗なPDCAサイクルによって、(完全な主観ですが)見事、箕面ゆず鍋が改善されました。
・・・
・・・と、いうことです。(何が?)
つ、つまり、「PDCAサイクルって大切ですよ」ということです。
ちょっと経営相談の現場の会話から考えてみましょう。
社長「・・・と、いうわけで、そもそも当社のことを知らない地元の人たちが多いから、もっと広告宣伝しないといけないんです」
藤本「チラシなどでしょうか?」
社長「あ、チラシは意味ないです。以前、結構なチラシを撒いたことがあって、全然効果がなくて・・・だから、うちはチラシ撒いても意味ないんです」
藤本「そうでしたか。ところで、なぜ、チラシの効果がなかったんでしょうか」
社長「えっ」
藤本「えっ」
社長&藤本「・・・・・」
こういうやりとり、ちょいちょいあるのですが、これって、非常にもったいないですよね。PDCAのCAが中途半端になってしまっています。チラシを撒いて効果が薄かったのなら、次は、「チラシという媒体がユーザーに響かなかったのか、あるいは、チラシの内容がユーザーに響かなかったのか」ということを評価しなければならず、前者であればHPやSNSなどに媒体を改善しなければなりませんし、後者であればチラシの内容をユーザーの求めている情報に改善しなければなりません。
ちなみに、この社長の場合は、「D(実行)」まではばっちりやってくれているので、「以前撒いたチラシの効果はなかった」という結果はわかっており、次の手を打てます(すくなくとも私から色々と助言提案はできます)。
この時代、一番だめなのは、「Dをしない(実行しない)」パターンです。
「時間がないから」「お金がかかるから」という理由で「とりあえず何もしない」というのは、結果がでてこないので、データがとれず、次の手の打ちようがありません。
「時間がないから」「お金がかかるから」・・・確かにそうです。おっしゃる通りです。けれど、やり手の社長たちは、そこから「できる限り時間をかけずにやる方法」「できる限りお金をかけずにやる方法」(その方法の提案であれば私も手伝える)を見つけ出し、何が何でも実行します。
また、このコラムの前半に、「とりあえずスライスして、鶏鍋に放り込んでみました。」という箇所がありました。
実は、この「とりあえずやってみる精神」は、PDCAサイクルに、とても重要だったわけです。
ちなみに「P(計画)」はどうでしょうか?
たしかに計画も大事ですが、変化の激しいこの時代は、緻密な計画策定よりも、「実行『しながら』、ユーザーに響く価値を考えること」が大切です。この考え方は「デザイン思考」といったりして、今の経営理論のトレンドでもあります。
「全てを自己責任で意思決定し、実行する」という「D」は社長にしかできませんが、「P」「C」「A」は藤本がなんなりとお手伝いすることができますので、みなさまのご相談をお待ちしております。
そう、藤本太恒はゆず鍋をPDCAできる、中小企業診断士なのですから・・・!(もういいですねこのネタすみません)
あと、このゆず鍋をさらに美味しくするには、どう改善すればいいのか、料理上手な読者さまからのご提案もお待ちしております。

箕面商工会議所
https://www.minohcci.or.jp/
藤本コラム
https://www.minohcci.or.jp/category/藤本太恒のコラム
住所:大阪府箕面市西小路3丁目2番30号
「箕面市役所」から徒歩1分
TEL:072-721-1300
FAX:072-721-1305
E-mail:info@minohcci.or.jp