箕面市内の店舗や事業所のための 感染拡大予防ガイドライン2020年12月02日
コロナ禍でも売上の落ち込みが少ない店舗に共通すること
箕面商工会議所では、中小企業診断士を有する経営指導員がコロナ禍に苦しむ小規模事業者の支援にあたっていますが、その中でも比較的売上げの落ち込みが少なかったり、すぐに回復した事業所に共通することがありました。それは、「顧客関係性」です。感染予防の観点からすると、店舗での営業を極力行わずにネット販売やテイクアウト、デリバリーにシフトすることは簡単ではありますが、それが長引くと顧客関係性が徐々に希薄になり、最終的には価格競争に巻き込まれてしまいます。
小規模事業者にとっては、単にモノを売るのではなく、コトを売ることが重要であり、このような状況においても、顧客関係性を強化するため、お店に来てもらうにはどのようにすればよいかを考え、お客様に安心して来店していただくことが重要です。
箕面版感染拡大予防ガイドライン
そこで、お客様に安心して来店していただくためには、とにかく店舗が安心・安全であることが最優先であるとのことから、業種別ガイドラインを遵守することが極めて重要です。しかし、業種別ガイドラインは、内閣府の業種別ガイドラインのページだけでも100種類以上あり、ご自身が所属する業種のガイドラインが分かりにくいなどの理由から、すべての店舗に浸透しているとは言い難い状況です。
そこで、それらの中から共通するものや代表的なものを抽出し、分かりやすくまとめた箕面独自のガイドラインを作成いたしました。本冊子では、基本編として各店舗に共通することを「店舗で実施すること」「スタッフで実施すること」「お客様へお願いすること」に分類しています。また、応用編として業種別の具体的な取組みを、箕面市内に多いと思われる業種を中心に取りまとめております。
箕面版オリジナル啓発ポスターについて
ガイドラインを遵守いただける店舗には「たきのみちゆずる」が感染症予防を啓発している「箕面版オリジナル啓発ポスター」を差し上げ、オール箕面体制でお客様に安心・安全をお届けしていきたいと考えております。※お渡しする際にガイドライン遵守宣誓書にサインを頂きます。