中小企業・小規模事業者の進化を後押し! AI活用で 新たな可能性を開拓しよう2023年07月03日
日々進化するテクノロジーの中で、人工知能(AI)はビジネスの世界でも大きな注目を浴びています。小さなお店にとってもAI の活用は、効率化や顧客満足度向上など多くのメリットをもたらすことが期待されています。本記事では、中小企業・小規模事業者がChatGPT 等のAI をどのように経営に役立てることができるのかを探っていきます。
たい回答を得られる可能性が上がります。今後私たちの身近なサービス等にも益々導入が進むことが想定されるなか、新たな可能性を後押ししてくれる強力なパートナーとなる日は近いかもしれません。
AI 活用等DX化に関するご相談は
箕面商工会議所 中小企業相談所まで
072-721-1300
ChatGPTとは?
アメリカのOpenAI 社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットサービスです。自然言語の理解と生成に特化しており、対話型のコンテキストで人間のように応答することができます。インターネット検索のように、Web サイト上で無料で利用が可能です。(機能が強化された有料版やGPT 技術搭載のパッケージソフトなどもあります)まずは、どんなことが出来るか、無料で使ってみましょう!活用例
1.アイデア出し
まず、ChatGPT 活用でお勧めなのが、アイデア出しです。新商品・サービス開発やお客様へのプロモーション方法、キャッチコピーや自己紹介文等のアイデアを、何個でも即座に生成してくれます。考えが煮詰まった時のブレスト相手としての活用や、自社の取組のヒントにしてみてはいかがでしょうか。2.文章の作成・深堀り
メールの文章やWeb 記事作成のように、盛り込みたい内容を指示し、ゼロから文章を作成することが可能です。また、アイデア出しで出てきた取組に関する内容をもう少し深堀りしたい場合等、具体的な内容に落とし込んだ文章やフォーマットの作成が可能です。3.文章の要約
反対に、長い文章を簡潔にまとめることも得意です。既存の記事を読みやすく編集したり、自分が作成した文章や事業計画に含める内容をわかりやすくまとめてくれます。また、資料作成時にも分かりやすい文章を生成してくれます。そのほか、情報収集や分析、データの整理や自動化、文章の翻訳等への活用も得意とされています。苦手なこと
AI は既存のデータやパターンに基づいて処理を行うため、学習したデータが古い場合は最適な回答を得ることができません。2023年6月時点では、ChatGPT の知識は2021年9月までの情報に限定されており、それ以降の出来事や最新のトピックに関しては把握しておらず、最新のニュースや進歩についての情報は正確ではない可能性があります。また、文脈や感情の把握が難しく、人間の温かみや柔軟性に欠ける表現となる可能性があるほか、日本語ではあまり使わない言い回しや言葉も多く、不自然な表現となることがあります。注意事項
入力したデータがそのままAI の学習用として使われる可能性があることから、「企業秘密の漏洩」「個人情報の漏洩」「プライバシーの侵害」「著作権の侵害」などに十分な注意が必要です。無料版のChatGPT は、入力情報が二次利用される可能性があるため、特に注意が必要です。また、事実と異なる内容や架空の情報が含まれる場合もあるため、生成AI の回答をそのまま採用するのではなく、あくまで参考・ヒント・補助として活用することが重要です。まとめ
ChatGPT 等の生成AI を、まだ触ったことがないという方は、インターネットのブラウザやスマホから音声入力が出来るアプリもありますので、まずは「遊んでみる」感覚で試してみてはいかがでしょうか。試していくうちに、得意なことや苦手なことがみえてくるかと思いますので、少しずつ活用イメージを広げられるかと思います。質問を入力する際に、少し融通の利かないアシスタントに頼むつもりで、前提や制約条件等の具体的な情報を与えて指示を出すことで、得たい回答を得られる可能性が上がります。今後私たちの身近なサービス等にも益々導入が進むことが想定されるなか、新たな可能性を後押ししてくれる強力なパートナーとなる日は近いかもしれません。
AI 活用等DX化に関するご相談は
箕面商工会議所 中小企業相談所まで
072-721-1300