新駅誕生!北大阪急行延伸線 令和6年3月23日(土)開業決定2023年11月14日
北大阪急行電鉄南北線の千里中央駅から北へ約2.5 ㎞延伸し、箕面市内に新たに「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅が令和6年3月23日(土)開業します。この北大阪急行電鉄南北線延伸線の開業に伴い、新大阪や梅田、なんばなど、大阪都心部まで乗り換えなしの鉄道アクセスが誕生します。また、箕面萱野駅にバスターミナルを整備し、そこから東西方向に発着するバス路線が大幅に再編されます。これらにより箕面市域の公共交通による移動の利便性を広範囲に向上させるとともに、マイカーから公共交通へと移動手段のシフトが進み、国道423号(新御堂筋)をはじめとする、幹線道路およびその周辺の交通混雑緩和や環境負荷低減効果も期待されています。
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延伸による経済効果
鉄道によって交通利便性が上がることなどから、周辺の地価の上昇、工事に伴う雇用の創出や資材などの生産の増加等により、初期効果として3227億円が見込まれています。また、延伸に伴う駅前整備や周辺の利便性向上により、商業施設などの売上増加効果や利用者の増加により、年間効果614億円/年が見込まれています。延伸線には1日約4万5000人が乗降すると見込まれており、人口の増加だけでなく、地域への雇用増加や来街者の増加など、大きなビジネスチャンスと捉えることができます。地域の店舗・企業にとって鉄道延伸のメリットは?
❶ 新規顧客獲得効果
大阪市内から、船場地域、萱野地域へのアクセスはもちろん、東西のアクセスもバス路線の再編によりアクセスが大幅に改善されます。今までは公共機関でのアクセスが悪く、来街に至らなかった観光客や周辺地域からの訪問者増加が期待でき、新規顧客獲得のチャンスです。新駅周辺でのプロモーションや、地域でのイベントへの参加、SNSやWebでの発信等により店舗・企業の認知度を高め、新規顧客獲得施策を展開されてはいかがでしょうか。❷ 雇用拡大効果
箕面市内は、大阪市内と比較すると通勤のアクセスの問題から求人の応募が少ないと言われています。鉄道延伸により、アクセスが改善されることで、雇用拡大効果が期待されています。これまでは、求人を出しても来ないからと諦めていた店舗・企業も改めて求人活動に取組んでみてはいかがでしょうか。❸ インバウンド効果
大阪市内からダイレクトアクセスができることで、2025年大阪・関西万博に向けてより一層海外からの観光客の増加が見込まれます。海外からの観光客は、インターネットを活用し魅力的な来訪先の情報を探していることから、多言語に対応したWebサイトやSNSでの情報発信、多言語で予約受付ができる環境を整備する等の取組が有効であると考えられます。また、店頭や店内のメニュー・POP等に外国語で記載した案内を設置するほか、インバウンド客がよく利用するクレジットカード等の決済手段を整備しておくとスムーズに対応ができます。更には、SDGs や環境負荷に取り組んでいる店舗や企業を選ぶといった傾向が日本人よりも強いと言われており、他店との差別化ポイントとして、サスティナブルやエコロジーをキーワードにした発信をすることも有効な手段と考えられます。開業祝賀イベントでPRのチャンス!
北大阪急行延伸線が開業し、2つの新駅が誕生する記念すべき日を盛大にお祝いするため、2日間にわたり新駅周辺で箕面市主催の開業祝賀イベント「北急延伸記念 みのお・新駅開業の祭典」が開催されます。屋内外のステージプログラムでは市特命大使などによる音楽やパフォーマンス、文化芸能のまちの出発にふさわしい伝統芸能「能」などで鉄道開業を祝います。各会場では、鉄道開業までの軌跡を振り返るほか、箕面の特産品等を使用した「見て」「食べて」「参加して」楽しめる多数のブースの出店を予定しています。▷詳細はこちらをご覧下さい