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平成28年4月より市内小規模事業者様を対象に、景況調査を実施しております。令和6年6月の箕面の景気の前年比実感は、下記グラフのようになりました。4月終わりの為替介入の効果も吸収され、5月に引き続き6月も円安が経営に影を落としているようです。その他コメント詳細は下記をご覧ください。

去年の今頃と比べた景気の実感：良い

固定のお客さんが来店してくださる。ひと休みするお客さんが増え出した感あり。 （サービス業）

イベント参加とか外向け発信した効果か。 （小売業）

各店舗、順調に皆さんに支持頂いております。 （小売業）

去年の今頃と比べた景気の実感：変わらず

少子化の影響がじわりじわりと。 （卸売業）

取引先が安定している。 （卸売業）

取引先が大手企業が多く安定。 （小売業）

インターネット販売なので、コロナ特需はありました。今はコロナ前に戻り変わらず。 （小売業）

去年の今頃と比べた景気の実感：悪い

経費の値上がり半端ない。 （ サービス業）

輸入品もあり円安はキツい。 （ 小売業）

円安、為替差益ツラい。 （卸売業）

円安で業界的にダウン。 （ 製造業）

ライザップに学ぶ！小規模事業者の高付加価値戦略

ライザップは、2か月で税込み約38万円という高価格戦略で成功を収めました。個別指導やパーソナライズされたプログラムで顧客に明確な価値を提供し、多くの支持を集めています。一方で、大手企業のマクドナルドは低価格で安定した品質を提供し、PayPayは無料サービスで市場シェアを拡大しています。しかし、これらの戦略には莫大な資本が必要です。小規模事業者の皆さまにとって、低価格競争は得策ではありません。むしろ、いかに商品やサービスの価値を高め、適正な高価格で提供するかが重要です。高価格戦略を採用することで、商品の高品質をアピールし、ブランドイメージを向上させることができます。さらに、得られた利益を再投資することで、サービスの質を更に高められるのです。

ライザップの成功は、顧客に特別な価値を提供し、高い満足度を実現した結果です。皆さまも、自社の強みを活かし、独自の付加価値を提供することで、高価格設定を実現できるはずです。まずは、現在の商品やサービスの価値を見直し、それに見合う価格設定を検討しましょう。チョコザップのような低価格戦略は、十分な成功を収めてから検討しても遅くありません。さあ、ここでちょっと想像してみましょう。今の商品やサービスの価格を2倍、5倍、あるいは10倍にしたら、お客様にどんな驚きと感動を提供できるでしょうか？

箕面商工会議所では価格戦略に関する相談も対応しております。