コラム

令和6年10月度 箕面景況調査について2024年12月06日

平成28年4月より市内小規模事業者様を対象に、景況調査を実施しております。令和6年10月の箕面の景気の前年比実感は、下記グラフのように「変わらず」が多数です。環境は変えられませんが、自身は変えられます。自社の好景気につながる一手を考えていきましょう。その他コメント詳細は下記をご覧ください。


去年の今頃と比べた景気の実感:良い

リピーターも付いてきた、認知度もボチボチ上向き。 (サービス業)

個展で周知できたから。 (小売業)

補助金申請をして2 回採択されて、単価をあげることが出来、業況が安定しました。 (サービス業)

去年の今頃と比べた景気の実感:変わらず

感覚として悪いと思うが、新規顧客が増えてきたから押し並べて変わらず。 (飲食業)

リピーターの囲い込みが出来ているかと。 (飲食業)

SNS を徹底勉強中。 (小売業)

売上は上がってきたが儲けが薄い。 (建設業)

売上は増加、収益は横ばい。 (卸売業)

知名度、浸透してきた。イベント効果ありかな。 (小売業)

去年の今頃と比べた景気の実感:悪い

利益がでない。 (建設業)

選ぶべき理由を伝えるということ

衆院選が終わり、改めて「伝え方」の重要性を考えさせられます。特に、新しい選択肢を提示する際の「説明力」について、ビジネスにおける示唆が得られます。

誰もが「今のままでいい」という慣性を持っています。顧客も同様です。「変わるべきだ」と感じながら、選ぶべき理由が十分に理解できないために、「今のやり方で何とかなっている」「変更は面倒」という声が優勢となり、顧客は仕方なく現状維持という決断をします。

新しい選択肢を提案する際に重要なのは、顧客が本当に気にかけている課題は何かを深く理解し、そこに響く「なぜ選ぶべきか」を示すことです。表面的な提案ではなく、顧客の本質的な悩みに基づいた具体的な価値を示すことで、はじめて相手の理解を深めることができます。

ビジネスにおいて、この慣性を超えるには、現状の課題指摘だけでなく、シンプルで具体的な「選ぶべき理由」を示すことが重要です。顧客の立場に立った「わかりやすさ」を意識したコミュニケーションが、新たな価値提供への第一歩となります。

箕面商工会議所では顧客の選択に関する相談も対応しております。



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