コラム

イソップ寓話から学べるSNSやブログで顧客の信頼を得る方法2019年02月22日

「どうせあのブドウは酸っぱいさ」

イソップ寓話の一幕で、キツネがどうやっても届かないブドウを眺めてつぶやく一言。

「Sour Grape」という熟語は負け惜しみという意味に派生しているね。

イソップ寓話から学べるSNSやブログで顧客の信頼を得る方法という話をしてみよう。


おはようございます、こんにちは、こんばんは。負けを認めないこともたまには必要だと思うカサイーだよ。


さて勝った負けたはどうでもよくて、この寓話は「認知的不協和」の説明によく使われる。

認知的不協和とは2つの気づきが矛盾した状態とその時に関する不快感。

イソップ寓話の例でいうと、

  気づき1:おいしそうなブドウがなっていて食べたい

  気づき2:どうやっても届かず食べられない


キツネの心中はいかばかりか・・・

そこで、その不快感を打ち消すためにキツネは、気づき1を変更する。

  気づき1改:あのブドウは酸っぱいから食べたくない

食べたくないと食べられないは矛盾しないから、不快感は消える。

消える・・・のかな?心の傷にならなければいいけど。

ここまで説明してきたように、認知的不協和を感じた時、気づきを変えることで認知的不協和を解消しようとする心理作用があるんだね。

心当たりはある?気にしなければ、考えを変えていることすら気がつかないかも。


では、次の2つの気づきはどう解消する?

  気づき1:この人は数回あっただけで特に親しくない。

  気づき2:この人と親しくなければ知れないプライベートな情報を知ってしまった。


2つの気づきが矛盾したため、人の心は気づきを上書きする。

知ってしまった事実は変えられないから、変更されるのは気づき1。つまり・・・

  気づき1改:この人とは親しい仲のはずだ。

おもしろいでしょ?そんなバカなと思う人がいるかもしれないけど、プライベートなことを話す人に親しみを感じるのはよくある話じゃない?

占い師に親しみを感じるのはプライベートなことを打ち明けることによる認知的不協和の解消。

というのはよくこの説明に使われる例。

だからSNSやブログはプライベートなことを顧客に発信するべき。
ただし幻を滅させちゃうような内容は載せないように。


初来店であなたのことを深く知ってますという状況は最&高だね。

これは求人にももちろん使えるテクニックだから、ぜひぜひ取り入れてみて。

幻を滅しない開示すべき内容は次回書こうかな。

すぐ知りたい人は、箕面商工会議所まで。

 

笠井健一のコラム



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